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公益社団法人 高知青年会議所
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理事長所信

(公社)高知青年会議所 2017年度理事長所信

第65代理事長 水谷 太一

はじめに

私は37年前に兵庫県尼崎市で生を受けました。小さい頃は内気で、友達もいない少年期を送りました。両親の故郷である高知の地に帰ってきたのは小学校2年生の時、それ以来この高知の街に住み暮らし、高知の街が私にとっての故郷になりました。私が青年会議所に入会した動機は、仕事の為、自分を成長させる為、友達を沢山作る為、と言う只々自分本位な気持ちでした。しかし、青年会議所で活動していくうちにその目的は徐々に変わっていきました。そこで私が見たものは、先輩方が、地域の為、このまちの為、子供達の未来の為に必死で活動している姿でした。私の入会動機はすべてが自分の為で、青年会議所活動に携われば携わっていく度、次第に自分が恥ずかしくなり、私の活動目的も変わっていきました。
青年会議所がなければ今の私はありません。青年会議所のように、入会する前の目的と入った後の目的が変わり、人の価値観を根底から変えられるような団体は他にはありません。皆さんも青年会議所で活動していくにつれ、いつの間にか、地域の為、子供達の為、そんなことを考えるようになると確信しています。

雄飛の刻 〜青年が未来を変える瞬間〜

決意をし、志を立てたものだけが成し遂げられることがあります。我々青年は、ただ単に事業を行えばいいわけではありません。我々青年は、大きな志を持ち、その志を様々な場面に刻み込みながら次世代に伝え残していけるように、いつの時代も互いに切磋琢磨し、その取り組みが地域や社会から認められる様活動してきました。地域を、まちを、人々を活気づけ、「明るい豊かな社会の実現」を果たすべく、活気あふれる高知の実現に向けてまちの人々との関わりを身近に体感しながら様々な事業を行い、邁進してきました。
このまちの為、子供達の為、その想いを次世代に繋ぎ、次の70周年へ向けて未来を見据えていきたい。青年会議所は「明るい豊かな社会」の実現を同じ理想とし、運動を起こさなければなりません。できない理由を言ってそこに何が生まれるのでしょうか。できる理由を考え例え壁にぶつかってもどんなことがあっても突き進む為、皆で声をかけあいましょう。私たちがいればまちは変わり、そして青年会議所が行う事業を通じて自らの意識が変わるのです。
我々は青年です。我々にしかできないまちづくり、人づくりを実行していきます。地域の未来・将来は我々青年が世代責任として背負っているのです。だからこそ何でも相談し合い、幾多の困難を乗りこえ、共に成長を成し遂げ、肩を並べて運動のできる団体を目指します。青年会議所のバッジは拾ったものでも買ったものでもありません。先輩から地域の為、子供達の為に授かったものです。地域を牽引する青年のバッジです。1年間悔いのない様、徹底的に活動して参りましょう。

会員拡大は地域の未来をつくる

青年会議所が発足以来常に行っている事業がこの拡大事業です。会員拡大達成率100%を成功させるには、理事長がどう動いていくかにかかっております。私は理事長自ら率先して行動を起こす会員拡大を実施致します。
この青年会議所に入会すれば、入会動機はどうであれ誰しもが必ず地域を想い、地域やそこに住み暮らす人々に貢献する事が出来ます。地域の為には地域の事を考える人間が一人でも多くなった方が良いに決まっています。即ち、我々と同じ同志である会員が増えるという事は、明るい豊かな社会の実現に近づいていくという事に直結します。
皆さんにとって青年会議所は必要でしょうか。このまち、この日本に対して青年会議所は本当に必要なのでしょうか。こんなに手弁当で地域の為に活動している団体は青年会議所しかありません。本当に青年会議所が必要かどうかを、我々伝える側がしっかりと理解していなければ、青年会議所を魅力ある団体として人に伝え巻き込んでいく力は生まれません。会員は入会当時誰かに誘われてこの青年会議所に入ってきた方がほとんどで、入会理由は様々です。そのきっかけをもう一度思い出して頂きたい。入会する人の動機をしっかり捉えないと会員拡大は達成できません。講演や勧誘で青年会議所とはなにか、をすべて語ることは難しいですが、参加者には予感をさせることが大事です。予感が必要なのです。青年会議所へ入会することが、自分の将来を見据えた先行投資にふさわしいかどうか、ということが判断基準になります。そのためには、我々自身が真のリーダーとして成長し続け、自らの身を以って広告塔となる必要があります。自身の成長なくして説得力は生まれず、組織を熱く語れるはずもありません。各々が自らを律することから始まり、自分の足りなさから逃げることなく、地域に必要とされる真のリーダーとなるべく、挑み続けていきましょう。
会員拡大は、実際に行動を起こさなければ絶対に達成できません。あの人は無理だとか、断られるだろうとか、そういった先入観に縛られず、多くの若者を青年会議所に勧誘していきたいと考えます。また、スポンサーは単に青年会議所に入会させるということに留まらず、入会から卒業までのスポンサーシップの重要性とその行動責任をしっかり果たすことが大切です。
我々が本気でこの地域を変えようと思い、恐れずに行動出来たならば、この地域は必ず光り輝きます。その先に必ずある明るい豊かな社会の実現に向けて、私が先頭に立ち、会員一丸となって会員拡大を成功させる為に邁進して参ります。

想いを抱き・夢を叶える

子供の頃、私はよく大人に言われた言葉があります。「夢」みたいなことを言わずにちゃんと学校へ行き勉強をしなさい、と。「夢」って何でしょうか。できそうな「夢」しか見てはいけないのでしょうか。できるかできないかは、いったい誰が決めるのでしょうか。やってみなければ分からないのに、やってもいない人がそれを決めつけるのは変じゃないでしょうか。今できないことができるようになり、それを追い求めることを「夢」と言います。生きていく上で大事なことは、できなかった事ができるようになること。それこそが夢を叶える事です。
どうせ無理、という言葉は知らぬ間に人から「自信」を奪う最悪の言葉です。人間は生きていくためには「自信」が必要です。「自信」を無くしてしまった人は、お金で身を飾り、またそれを自慢しなければいけなくなったり、またその為に人を見下さないといけなくなったり、他の人が頑張ったら困るから努力を邪魔するようになってしまいます。こういう人達がもしかしたら皆さんの周りにも居るかもしれません。その人達は、無くしてしまった自分の「自信」を取り戻したくて、仕方なく他人の「自信」を奪ってしまっているのかもしれません。勉強したって無駄、努力したって無駄、「自分」の未来や可能性を諦めている人達が、最後には人から大切な物を奪うようになるのかもしれません。頑張れないから、生み出せないから、「自信」がないから、奪うしかないのです。暴力で奪ったり、嘘をついたり弱いふりをし、騙して奪う事もあります。みんなが奪いあってしまえば社会は成立しません。人はお互いに足りない部分があるからこそ、助け合うことが必要で、大切です。もし足りていたら人の助けなんか必要ありません。だからこそ足りない事を馬鹿にしてはいけません。恥ずかしいと思う事もありません。一生懸命できる事をすればいいのです。「夢」を叶える事は、簡単なことではありません。そこには、心が折れても諦めない気持ちや、自分と戦い、自分の弱さを認め、それでも前に進んでいく力強い志が必要です。
一人でも多くの子供達が夢を持ち将来可能性を奪われる事がない様、多くの子供達が学び「夢」を叶えられる、そんな事業を構築致します。

土佐風土祭りの開催及び事業継承 〜新たな価値を、あの熱い祭りをこの高知に再び〜

高知青年会議所は鏡川祭りの復活を願い、創立60周年記念事業を皮切りに2013年・2014年と2年間に渡り「土佐風土祭り」を開催致しました。県外へ出て行ってしまった若者にこの祭りをきっかけに帰ってきてほしい、高知のまちに活気を取り戻したい、そんな想いを願い、第一回延べ2万人、第二回開催に関しては延べ4万5千人もの来場者を迎えることができ、明るい豊かな社会の実現に向け、大きく貢献する事ができました。残念ながら開催しなかったこの2年の間、事務局には今年は開催しないのかとのお問い合わせを度々頂いています。
今まで高知のまちを支えてきた先輩方が、築きあげてきた信頼と期待を次代の青年に継承し、高知のそれぞれの特徴を活かした自律的で持続的な社会をかたちづくり、魅力あふれる高知のあり方を築き上げていく為にも、当会議所主催で第三回「土佐風土祭り」を開催致します。そしてこの「土佐風土祭り」を第四回、第五回と次年度以降継続して開催できる様、実行委員会を立上げ事業構築して参ります。

高知ブロック大会主管

昨年、当会議所はブロック大会開催地に立候補し、この度、2017年度公益社団法人日本青年会議所四国地区高知ブロック協議会第60回高知ブロック大会高知大会を主管することが決定致しました。スケールの大きな本大会を開催するためには、会員1人1人が高い志を持って準備に取り組まなければなりません。会員の先頭に立って引っ張るだけではなく、後ろからも背中を押し、高知ブロック協議会内の多くの会員と共に今年の大会を成功へと導きます。また、参加しやすい会員親睦事業も仲間作りの重要な柱となります。高知ブロック協議会と密に連携を取り、高知県内の同志と共に、7年に1度と言われるこの記念すべき第60回高知ブロック大会開催を、高知青年会議所としてのプライドを胸に主管して参ります。

関係団体・友好団体との相互交流及び連携強化

我々高知青年会議所は高知市と共に高知市民憲章を制定し、まちづくりを行ってきました。2019年の高知市民憲章制定50周年と言う節目に向け、高知に必要とされる高知市民憲章活動を行います。また、2009年に高知市社会福祉協議会、NPO高知市民会議、当青年会議所の3団体間で締結されました災害防止協定に関しましても、近い将来必ず起こると言われている南海トラフ巨大地震や、その他自然災害に向けて重点的に取り組まなければならない大切な防災活動です。そして昨年、呉の地にて行われました高知・呉合同例会を本年度は高知の地で開催し、兄弟JCの絆を更に価値あるものに致します。

日本青年会議所への出向支援

出向者には当青年会議所の代表として、大きなフィールドで存分に力を発揮し、自己成長の貴重な機会として頂くとともに、全国にネットワークを築き、友情というかけがえのない財産を手に入れていただきたい。また、出向者の活動を当会議所全体でバックアップしていきながら、その出向先や参加先で得られる多くの経験や学びが、再び当会議所に還元されることこそが我々にとっての出向の意義であります。この本会への出向は今後、当会議所の運動に大きな成長をもたらし、必ずや地域の発展へと導く糧となるでしょう。

学びの機会

入会し、青年会議所の事をあまり理解せず、卒業・退会するといったことが、近年多く見受けられます。2013年に高知ブロック協議会へ運営副専務として出向をさせていただき、県内各地へ行く時は、先輩の後をいつも付いていき、先輩から青年会議所活動について沢山の事を教わりました。この各地へ向かう約1時間から2時間の移動時間は、今まで私が青年会議所活動をする中で特に貴重な経験を得たかけがえのない時間でした。これは移動中、様々な学びが得られる「車塾」というものです。日本本会、地区協議会、ブロック協議会等各種会議に参加するだけでなく、移動の時間も先輩方や仲間達と様々な会話やコミュニケーションができるこの時間こそが、青年会議所活動の一番の学びの時間、そして醍醐味であると言えるのではないでしょうか。今年、入会年度の多寡に関わらず、様々な会員と時間を共有できる「車塾」の機会を多く作って参ります。

結びに

入会当時、青年会議所の存在すら知らなかった私にとって、それは衝撃的な出会いであり、今となっては無くてはならない存在となりました。当初、誰一人として知り合いのいない中、只々夢中に青年会議所運動に邁進して参りました。その活動を通じ多くの人と出会い、多くの物事について学ぶことができ、家と会社を往復するだけの生活では決して得ることの出来ない経験で、私という人間を大きく成長させてくれました。青年会議所の活動は、決して一人で出来るものではありません。仲間一人ひとりの力を結集しなければ出来ないものです。弛まぬ努力・行動「修練」、まちや仲間のための「奉仕」、まちや仲間を想う「友情」という青年会議所三信条を基本とし貫いた時、組織は非常に強い存在となります。このような組織の発信を行う運動は、必ずや市民へ伝播し、明るい豊かな社会の実現につながると確信しております。また、これまで活動を続けることが出来たのはひとえに家族の支え、仲間の存在があったからです。その存在は、何物にも代えることの出来ない大切な宝であり、私の原動力です。我々高知青年会議所が今後も「明るい豊かな社会の実現」に向けて活動出来るよう、魅力ある多くの会員を育て、更なる運動展開をするとともに、これまで多くのものを与えてくれた青年会議所へ感謝と誇りを持ち、一年間邁進して参ります。

〜雄飛の刻!いざ行こう、最高の仲間たちとともに!〜