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理事長所信

Belief Expressd
第75代理事長 中屋 聡祐
公益社団法人 高知青年会議所
【第75代理事長】

中屋 聡祐

Sosuke Nakaya

はじめに

私は高知県で生まれ育ち、高校を卒業すると県外へ出て大学、大学院へと進みました。名古屋で4年間弁護士として活動をし、地域の様々な課題と真摯に向き合いました。その後、結婚という人生の大きな節目を迎えたことをきっかけに、私は再び地元である高知へ戻ることを決意しました。

私が高知青年会議所に入会したのは、地元高知をさらに盛り上げたい、新しい仲間と出会い協力して地域に貢献したいという強い思いがあったからです。入所初年度には、新入会員としてニュータイプ育成委員会に配属され、新入会員事業の実行委員長を任されました。当時、私が特に問題意識を持っていたのは高知の人口減少問題、特に若年層の県外流出でした。そこで高知の魅力を再認識し、私のように故郷に戻りたいと思う若者を増やすために、高知の文化や地酒を活用した「お座敷ガール」という事業を開催しました。事業を通じて多くの皆さまにご協力いただき、予想以上の大成功を収めることができました。あの時感じた達成感や感動は今でも鮮明に覚えています。この成功体験こそが、私を完全に高知青年会議所の虜にしました。

青年会議所に入所して今年で4年目となります。昨年は専務理事の職責を全うし今年は初めての委員長、とりわけ拡大の委員長という非常に責任の重い職を預かり懸命に活動しているところです。この4年間において、私は様々なことを学びました。一つの事業を行うにおいてリーダーシップの重要性、メンバーへの気遣いやスケジュール管理、当事者意識をもって事業に取り組むことの大切さなど多くあります。様々な困難もありましたが、その経験があったからこそ今の私があります。

さて、理事長としての経験も浅く、青年会議所活動においても未だ若輩者である私ですが、その若さと経験の浅さが逆に私の最大の武器であると信じています。若いからこそ、従来の慣習や既成概念に縛られることなく、新しい視点で、より柔軟かつ大胆に挑戦ができます。私は、高知に戻り司法修習時代にお世話になった高知青年会議所元シニアクラブメンバーの田村裕先生の丸の内法律事務所で勤務しましたが、先生が令和4年1月に逝去され、その後を継ぎ、現在は弁護士法人丸の内法律事務所代表として地域の課題解決に努めています。私の持つ弁護士として培った論理的な思考力と、青年らしい情熱を融合させ、必ずや高知を動かしていきます。

スローガン

そのために掲げる理念が「情理動」です。情理動とは、情熱(情)と論理(理)を融合させ、確かな行動(動)を起こすことを意味します。私たちは感情的な熱意と論理的な分析力を併せ持ち、具体的な成果を生み出す組織でありたいと願っています。

この理念の実現に向け、私は以下の基本方針を掲げ、一つひとつ具体的に推進していきます。

活発に楽しむ会員拡大

私たちは、会員拡大という使命を単なる義務や責務としてだけではなく、心からの喜びと情熱をもって取り組む組織を目指します。拡大活動が活性化するには何が必要かを理論的・具体的に分析しつつ、活動を通じて互いに刺激し合い、参加自体が人生を豊かにする場を創出します。その魅力と楽しさが自然に人を惹きつけ、青年会議所が地域の若者にとって憧れとなることを目指します。メンバー一人ひとりが誇りと責任を持ちながら、笑顔と情熱にあふれ、心から楽しめる組織文化を醸成します。また、強く活発な組織を実現するために、現役メンバーのみならずシニアクラブの皆様との連携を深めた会員拡大を推進してまいります。

未来に繋ぐ青少年育成事業

私たちは次世代を担う青少年の無限の可能性を深く信じ、その可能性を引き出し育むことに情熱を注ぎます。若者が自らの夢や目標に向かい、自信を持って歩み続けられるよう、私たちは彼らの傍らで温かく支え、励まし続けます。特に高知県の豊かな自然や充実した食文化、さらにはスポーツ分野における更なる発展など、地域の誇りや魅力を青少年が身近に感じ、自ら積極的に関われる環境づくりに努めます。青少年自身が地域社会に貢献し、達成感や充実感を実感できる機会を創り出すことで、地域に誇りを持ち、未来を前向きに描けるよう支援していきます。私たちは若者と共に夢を語り合い、挑戦を続けることによって、彼らの成長と地域社会の未来を豊かにしていきます。

関係団体・友好団体との連携強化

私たちは青年会議所としての柔軟性と情熱を活かし、多様な団体との連携や協力関係を積極的に築いていきます。それぞれの団体が持つ特色や強みを尊重し、対話を通じて相互理解を深め、地域全体に波及する大きな相乗効果を生み出します。

特に地域に根差した活動として、高知市民憲章に基づく活動、地域文化の象徴ともいえるよさこい祭りの踊り子隊などの取り組みを継続的に推進し、これらを通じて地域との結びつきをさらに強固なものとします。先輩方が築いてきたこれらの伝統を尊重し、未来へとつなげていく責務を果たします。

さらに、長年にわたり深い交流を重ねてきた公益社団法人呉青年会議所との友情を大切にし、この絆をより一層深め、次世代へと確実に受け継いでいきます。今年は、50周年を迎えます。今後も、節目の周年を迎

会員拡大に繋がる広報

私たちは青年会議所の価値や魅力を、情熱的に、そして革新的に地域へ伝えます。従来の枠組みに縛られず、新鮮で刺激的な表現手法を駆使し、青年会議所の持つ理念や活動の素晴らしさを広く知らしめます。若い世代の心に響き、共感を呼び起こすような情熱あふれるメッセージを発信し続けることで、地域社会における青年会議所の認知度を高めます。その結果として、青年会議所が地域の若者にとって憧れや希望の対象となり、会員拡大の道が自ずと開かれることを強く信じています。私たちはこの情熱を持ち続け、青年会議所の新たな可能性を追求し続けます。
高知の未来は、私たち青年が本気で取り組むことで大きく変わります。私たちの情熱と論理を融合させ、皆さまと共に確実な成果を上げ、高知をさらに輝かせるために邁進します。

終わりに

結びとなりますが、高知青年会議所が今日まで72年間歩み続けることができたのは、まちの未来を真剣に想い、その時代その時代で懸命に汗を流してこられた先輩方の努力の賜物です。私たちはその歴史と伝統を受け継ぎ、与えられたこの舞台で今、このまちが真に求めていることは何かを深く考え、全力で挑み続けます。まだ私たちには十分な実績も評価もありませんが、一年後には「応援してよかった」と感じていただけるよう、誠心誠意取り組んでまいります。どうぞ温かいご支援、ご協力をよろしくお願い申し上げます。